トンボが実施した中高生との座談会で、「白シャツのインナーが透けないか」と気になっているとの声がありました。
みなさんのお子様にご不安はないでしょうか?
今日の投稿では一般的な制服に選ばれる市販の白シャツと5色のインナーを使って検証!
どの色のインナーが透けやすいのか調べてみました。
最後には、そもそも白シャツが透けるメカニズムも紹介!意外とあの色は透けてしまうのかも・・・?
※掲載している結果は「トンボのコラム」担当者調べです。今回はマネキンを使用し、屋内の蛍光灯で確認しており、実際に着用するシャツ・肌の色など条件によって結果が左右されることがあります。
一般的な白シャツで透け度合いをチェック!

今回の調査では白シャツは一般的な制服に選ばれる市販の白シャツを用意。
インナーは学生でも良く着るであろう、ピンク・ブラック・ホワイト・グレー・ベージュを同じ素材と形で準備しました!
これらを今回は肌色のマネキンに着せて結果を見ていきます。
ピンク色のインナーがどのくらい透けるか

薄めのピンク色でしたが、全体にインナーの形がわかる程度にピンクが透けてしまいました。
ブラック・黒のインナーがどのくらい透けるか

肩口を中心に、しっかり透けています。
「黒のインナーを着ているな」とはっきり分かってしまいました。
ホワイト・白のインナーがどのくらい透けるか

よく選ばれるホワイトは、シャツの色と同じということで期待をしていましたが、肩口や背中の首後ろなどの境界線が思った以上にしっかり透けてしまい、インナーの形が目立ってしまいました
グレー・灰色のインナーがどのくらい透けるか

前はほとんど透けませんでした!
後はブラックほどではないものの、やや背中が透けるかなといった感じです。
検証結果:おすすめはベージュかグレー

今回の検証では、シャツから色形が透けにくいインナー色はベージュとなりました。
次いでグレーもおすすめといえそうです。
一方、ホワイトやブラックはシャツから色形が透けており、肌の色と近いと思い期待していたピンクも同様の結果でした。
まとめ

シャツからインナーが透ける理由として一般的には、肌・インナー・シャツ(白)の色の差(明度差)が大きいと、光がシャツを透過した時にインナーの輪郭が影として見えることがあげられます。
そのため、肌の色に近いベージュは透けを感じにくいと考えられました。
一方、白シャツの下に白インナーを着た時に透けてしまうのは、一見すると意外に感じますよね。
これは【白シャツ×白インナー】で同じ色の生地が重なることでその部分の光の透過率が下がり、濃い色として認識してしまうからなんです。
また、肌の色とも大きく違うので、肌とインナーの境目がわかりやすくなってしまいます。
要するに、白インナーはシャツと色が近すぎても重なりによって影を作り、肌と色が違いすぎることでコントラストが出るので、かえって透けてしまうんです。
インナーの色一つで、白シャツで過ごす時期の印象は大きく変わるもの。
トンボの学校制服では、白シャツは「透け防止」機能のついた高品質なシャツもご用意しています。
販売店で購入される際はお店の方に相談してみてくださいね。
清潔感あふれる制服姿で、お子様が学校生活を気持ちよく送れるよう、インナー選びの参考になれば嬉しいです。
※掲載している結果は「トンボのコラム」担当者調べです。今回はマネキンを使用し、屋内の蛍光灯で確認しており、実際に着用するシャツ・肌の色など条件によって結果が左右されることがあります。
