「制服のスカートのウエストが調整の仕方がわからない!」
「アジャスターがどうやっても動かない!」
と困ったことはありませんか?
中高生の3年間は体型が大きく変わる時期です。多くの学校制服のスカートには、ウエストを数センチ調節できる「アジャスター」がついています。しかし、無理に引っ張ると破損の原因になってしまうことも…
今回この記事では、制服スカートに広く使われているアジャスターの種類と、正しい調節手順をプロの視点から分かりやすく解説します!
「スライド式(べレックスα)」の調節方法
もっとも多くの制服スカートで採用されているのが、べレックスαというタイプのアジャスターです。
このタイプの場合は下記手順で動かしてみてください。
①矢印のついた金具の裏側部分を抑えて、左右に動かします。

②ちょうど良い位置に合わせたら、抑えていた手を離します。これでロックがかかり、固定されます。

「樹脂スライダー」の調節方法
細長いギザギザのレールに金具を滑らせるタイプの場合は以下の手順で動かしてみてください。
①ロックを外す
矢印のついた部分を上に押し上げます。

②スライドさせる
押し上げたまま、左右にスライドさせます。

③ベストな位置で金具を元に戻す
ちょうど良い位置に合わせたら、抑えていた手を離します。これでロックがかかり、固定されます。
「シングル尾錠スライダー」の調節方法
「調節方法がわからない」と1番多くのお問い合わせをいただくのがこの「シングル尾錠スライダー」です。
このタイプの場合は以下の手順で動かしてみてください。
①ロックを外す
コインやマイナスドライバーなどを金具とベルトの間に差し込み、金具を起こします。

②調節する
調節したい位置にスライドさせ、開いた裏側のツメを閉じます。

アジャスターを長持ちさせるプロの3大お手入れ
毎日着る制服だからこそ、ちょっとしたコツでアジャスターの寿命をグッと伸ばすことができます。
- 着脱時は必ず「ロックを解除」する
急いでいるときにロックしたまま力任せに脱ぎ履きすると、レールのギザギザが削れたり、金具が歪んだりして動かなくなります。
- お洗濯時は「ファスナーとアジャスターを閉める」
家庭で洗濯機に入れる際は、ファスナーを閉め、アジャスターも一番端でロックした状態にしてください。開いたままだと、他の衣類に引っかかったり、洗濯槽にぶつかって破損するリスクが高まります。
- アイロンがけ時は「熱」に注意
プラスチック製のアジャスターに高熱のアイロンが直接当たると、溶けて変形してしまいます。アジャスター付近にアイロンを当てる際は、必ずあて布をし、金具を避けるようにしてください。
- どうしても動かない・壊れてしまった時は?
金具が変形してしまったり、レールが割れてしまった場合は、無理にご自身で直そうとせず、購入された制服販売店や学校の購買にご相談ください。多くの場合は、パーツの交換修理が可能です。
まとめ

学校制服のスカートのアジャスターは、中高生の成長期を支えるとても便利な機能です。最後に、正しい調節手順をおさらいしておきましょう。
- アジャスターの調節方法
- 脱ぎ履きする時は、必ずロックを解除する
- お洗濯の時は、ファスナーもアジャスターも閉じてネットに入れる
朝の忙しい時間に「動かない!」と焦った時は、まずは落ち着いてこの方法を試してみてください。力を入れなくても、驚くほどスルッと動くはずです。
もし「どうしても動かない」「壊れてしまった」という場合は、無理をせずいつでも私たち(トンボ学生服)や、お買い求めいただいた販売店にご相談くださいね。
※今回ご紹介させていただいたアジャスターの種類は一例です。その他の種類でお困りの方は、お買い求めいただいた販売店や、トンボ学生服までご相談ください。
