活動紹介コーナー

トンボの心と未来を託したコミュニケーション活動 時代を映す広告促進物、環境コミュニケーションや社会貢献イベントなど、トンボの様々なコミュニケーション活動を中心に紹介しています。

明治の多くの実業家がそうであったように、創業者三宅保正は、企業を営利目的だけの組織とは考えず、事業を通して社会貢献と、社員の福利厚生や労働条件を改善し、勤労意欲や愛社精神を高めるとともに、教養や規範意識の高い社員を作ることに意を注ぎました。
そのため、玉野地域ではいち早く社員通勤バス制度(昭和41年)、女性社員が出産しても働けるよう託児所開設(昭和42年)、新賃金制度(昭和43年)などをスタートさせました。
また、社員相互の理解を深め会社の動きを知る社内報制度(昭和43年スタート)、職場の一体感をつくり、問題意識と解決方法を学ぶ小集団活動(昭和59年スタート)、提案制度(昭和53年スタート)などは今に受け継がれています。

レクリエーション レクリエーション
研修風景 研修風景
託児所 託児所

日本が敗戦ショックから立ち直りつつあった昭和20年代後半、団塊世代が小学校に入学し、制服需要が大きく膨らむことが確実になりました。 当社も市場拡大に合わせ販売網を拡充することとなり、昭和27年、各県1店の代理店政策が打ち出されました。
地方の名門問屋と組むため、矢継ぎ早にいろいろな施策が打ち出されましたが、今も語り草となっているのは、女子社員によるラインダンスでお客様の度肝を抜いた、昭和28年の代理店会です。
それ以来、毎回工夫を凝らした当社の代理店会は評判となり、強固な全国ネットワーク作りが進むと同時に、イベントを通じて社員とお客様が触れ合い、ともに知識を深める仕組みができました。

代理店招待旅行(昭和26年) 代理店招待旅行(昭和26年)
代理店招待会 代理店招待会
店頭活性化コンクール(第2回) 店頭活性化コンクール(第2回)

昭和30年代に入り、セーラー服の製造も始まって、生産拡大とともに毎年大勢の社員が入社するようになりました。その多くは金の卵といわれた中卒の女子社員だったので、教養とたしなみを身に着け、職場定着を図ることを目的に、帝國高等学園(各種学校扱い)が昭和39年設立されました。
同時に、近代的な女子寮も新設され、洋室、ベッドスタイルは、当時評判になりました。 また、三宅保正自らが薫陶を受けた修養団(本部 伊勢市)に、毎年社員を送り込み精神面の鍛錬を図りましたが、その志は今も引き継がれています。

青年学校授業風景(昭和10年頃) 青年学校授業風景(昭和10年頃)
裁縫のおけいこ(大正時代) 裁縫のおけいこ(大正時代)
青年学校の授業と修繕会館 青年学校の授業と修繕会館

創業者三宅保正は、地域への人づくりと社会貢献を認められ、昭和16年紺受褒章、昭和41年勲五等瑞宝章を授かり、昭和43年には玉野名誉市民に推されています。 そのもっとも大きな功績は、育英基金八正会の創設であると言って過言ではないでしょう。
経済的に恵まれない優秀な生徒に勉学の道を開くため、昭和31年(1956年)に私財を投じて設立して以来、毎年10名前後に奨学金を提供し、平成24年には延べ600名を超えています。
ちなみに公益財団法人八正会は、現在は当社の筆頭株主であり、当社の配当も育英基金の原資となっています。 前途有為な青少年のためにも当社は、健全経営をしていかなければならないと考えています。

ボランティア清掃活動 ボランティア清掃活動
研修活動 研修活動
入会式 入会式

トンボの社会/環境活動

企業規模の拡大とともに、社会的使命や責任も大きくなってきています。 当社は、地球温暖化防止に関して、歴史的な京都議定書が批准された平成9年から、業界に先駆けてエコ商品開発と環境経営(EMS※1)に乗り出し、平成18年からは、CSR※2経営に取り組んでいます。
また、地域活動にも意欲的に取り組み、岡山では、児島湖流域清掃、旭川清掃、残布活用のエコバッグ運動などを実践しています。
※1 EMS ・・・ Environmental Management System
※2 CSR ・・・ Corporate Social Responsibility

エコプロダクツ(平成19年) エコプロダクツ(平成19年)
旭川アダプトプログラム一斉清掃 旭川アダプトプログラム一斉清掃
環境出前授業(岡山市立津島小学校) 環境出前授業(岡山市立津島小学校)

青少年のこころと身体を育てるビクトリースポーツ教室

学校体育衣料ブランド『ビクトリー』の新シリーズVICTORY-X発売と同時に始まったのがビクトリースポーツ教室です。(平成13年スタート) 当時は、青少年によるいじめや残忍な犯行、登校拒否などがクローズアップされた頃で、健全なこころや気力、我慢するこころを、スポーツを通して養うことを目的に、全国の学校に著名アスリートが赴く画期的な企画でした。
公共性の高い内容のため、トンボ絵画コンクールでご縁のあった朝日新聞社に働きかけ、開催校を全国公募して現在に至っていますが、教室が終わった後、生徒が見違えるように生き生きしている姿が印象的な活動です。

ビクトリースポーツ教室
ビクトリースポーツ教室
ビクトリースポーツ教室

トンボ絵画コンクール

創業110周年記念事業としてスタートしたのがトンボ絵画コンクールです。 昭和61年、高知県四万十川流域(現:四万十市)にトンボ王国が設立され、トンボ商標のよしみで支援することになりましたが、その際、トンボをしっかり観察することで、自然との楽しい体験を心に刻み付け、自然に思いをはせる子供になってほしいとの思いで、朝日学生新聞社に働きかけ始めるようになったのがWe Love トンボ絵画コンクールです。 その後、認知が高まるにつれ、毎年応募数が増え、平成22年には17万点を超え、名実ともに日本一の絵画コンクールとなっています。

「We Love トンボ」絵画コンクール記念撮影 「We Love トンボ」絵画コンクール記念撮影
最終審査風景 最終審査風景
表彰風景 表彰風景

環境団体を応援しています

トンボが取り持つご縁で、全国の環境団体と交流の輪が広がっています。

トンボ王国

世界初のトンボをテーマとしたビオトープ。主催のトンボと自然を考える会には、当社社員もたくさん会員として参加しています。

トンボ王国「あきついお」(四万十川学遊館)

聞き書き甲子園

農林水産省、文部科学省、環境省、NPO法人共存の森ネットワーク、他の団体で構成される「聞き書き甲子園実行委員会」の主催による聞き書き甲子園は、毎年100人の高校生が「森の名手・名人」「海・川の名人」を訪ね、日本人が古くから受け継いできた自然とともに生きる知恵や技、心を「聞き書き」する活動です。

聞き書き甲子園

アサザプロジェクト

霞ヶ浦・北浦流域の自然再生事業で、子供たちの公共事業と呼ばれ、優れたリーダーのもと、流域170以上の学校が参加し、世界から注目されています。

アサザプロジェクト