受賞のおもいで

「WE LOVE トンボ」絵画コンクール30年間の大賞受賞者の方々に受賞のおもいでと近況を寄せていただきました。

第19回 銅賞・第21回文部科学大臣賞

毎年、このコンクールに情熱をかたむけていました。

第19回 銅賞・第21回文部科学大臣賞
埼玉県 黒川優美さん

小学生低学年の頃より、夏休みといえばトンボの絵!というくらいに、毎年このコンクールに情熱をかたむけていました。私は虫好きだったのでこのコンクールに臨むときも「どんな絵を描こうか」とわくわくした思いで描いていました。
私は現在、東京大学に在籍し、実りある大学生活を送っています。
「WE LOVEトンボ絵画コンクール」は様々な年代の子どもたちにトンボという身近な存在を描くことを通し、絵画の面白さや生物が生きる世界の奥深さを教えてくれます。上手い下手に関係なく、描きたいように自由に描くことの楽しさを皆さんにぜひ知って欲しいと思います。今後もこのコンクールが続いてゆくことを願っています。

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受賞時の作品(第21回 文部科学大臣賞)

第20回 文部科学大臣奨励賞・第21回 文部科学大臣賞

自分から表現することで得られる“気づき”

第20回 文部科学大臣奨励賞・第21回 文部科学大臣賞
群馬県 篠崎桂奈さん

当時、私は高校生で、受賞のお話を伺った際、自分の作品が伝わったということが実感でき、とてもうれしく思いました。
この賞を頂いたことがきっかけで、進学した美術大学では環境問題に関するワークショップを行う活動をしていました。
このコンクールに関わることで、普段は気にしていなかったものを観察したり、新しい発見があったりいきものや環境について考えることができると思います。自分から表現することで、得られる“気づき”はたくさん周りに転がっていると思います。
ぜひいろいろな刺激をうけて自分の世界を広げていって欲しいと思います。

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受賞時の作品(第20回 文部科学大臣奨励賞 第21回 文部科学大臣賞)

子どものときにしかできない経験で思い出を

第16回 文部科学大臣奨励賞
和歌山県 坂口佳遥さん

当時、飼っていた犬と実家の庭、トンボという私のなかのありふれた自然と浮かんだ日常の風景をそのまま描いた絵が賞を受賞するとは夢にも思いませんでした。
受賞がAO入試を受けるきっかけを作ってくれ、大学入試で入試選択する際に自己アピールの一つとして提示しました。この入試受験は、得難い経験になりました。
子どものときにしかできないということはたくさんあります。いっぱいいろんなことに挑戦してうれしい気持ちや、悔しい気持ちなどいろんなことを経験して思い出をたくさん作って大人になってほしいです。

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受賞時の作品(第16回 文部科学大臣奨励賞)

第15回 文部大臣奨励賞・第17回 文部科学大臣奨励賞

何かを1から作ることが楽しく、受賞が自信や原動力のひとつに

第15回 文部大臣奨励賞・第17回 文部科学大臣奨励賞
埼玉県 佐竹康次郎さん

有名なコンクールで毎年応募していたため、何万もの作品の中で自分の作品を選んで頂き、非常にうれしく思いました。
進路では化学系の大学院を卒業し、化学の道に進み、現在は化粧品メーカーに勤めています。趣味では音楽制作をしています。何かを1から作ることが楽しく、その道を進もうと思った自信や原動力のひとつが絵画コンクールの受賞だと思います。賞を頂き、芸術というジャンルで評価していただいたことは今の進路や趣味の音楽制作に繋がっていると思います。

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受賞時の作品(第15回 文部大臣奨励賞 第17回 文部科学大臣奨励賞)

第14回 朝日新聞賞・ 第15回 環境庁長官賞

休み時間になるといつも自由帳にお絵かきをしていました

第14回 朝日新聞賞・ 第15回 環境庁長官賞
滋賀県 北村真麻さん

環境庁長官賞をいただいた前年度にも、朝日新聞社賞を頂いたので、まさか2年連続で賞を頂けるとは思っておらず、とてもびっくりしたと同時にうれしかったです。特に、家族が喜んでくれたことがうれしかったです。
当時は、休み時間になるといつも自由帳にお絵かきをしていました。特に、大好きな動物の絵をたくさん描きながら獣医さんになること夢見ていました。現在は、獣医学生になって早6年。もうすぐ当時の夢が実現します。来春は獣医師として、動物とそのご家族の幸せのお手伝いができるよう頑張りたいと思います。

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受賞時の作品(第14回 朝日新聞社賞 第15回 環境庁長官賞)

第12回 環境庁長官賞

素敵なプレゼントを頂いたようでした

第12回 環境庁長官賞
岐阜県 大附仁美さん

これまでこんなに大きな賞を頂いたことがなかったため、中学時代に美術部で大好きな絵を、ただただ描き続けていた私に素敵なプレゼントを頂いたようで、とてもうれしかった事を覚えています。
現在は、歯科衛生士として医療現場で頑張っていますが、趣味として、スケッチやデザインを描いています。歯科の分野は細かい作業が多く特殊なものですが手作業で行う事はどこか絵画に通じているような気がします。
この先も、ずっとずっとこの素敵なコンクールが続いていく事を願っています。

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受賞時の作品(第12回 環境庁長官賞)

第9回 文部大臣奨励賞

トンボの羽が、日差しに輝く美しい光景を見ておいてほしい

第9回 文部大臣奨励賞
福島県 鵜川祐樹さん

小学生であった当時、思いもよらない大きな賞を頂けたことにとても驚いたことを思い出します。山登りで出会ったトンボの飛び交う高原の景色をベーステーマに考えていた際、夏休みに行った親子のオーケストラと合わせることを母のアドバイスから思いつき、苦労しながら書いたのを覚えています。
特に、都会では昔に比べてあまり見かけなくなってしまったトンボですが、山登りなど多数のトンボが舞い、羽が日差しに輝く美しい光景を感受性の豊かな子供のうちに見ておいてほしいと思います。
この先このトンボ絵画コンクールが50回、100回と続き、トンボの飛ぶ美しい自然の大切さを伝えていって頂ければ受賞者の一人として嬉しく思います。

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受賞時の作品(第9回 文部大臣奨励賞)

今でも、絵を描くのが大好きで絵画教室にもずっと通っています

第25回 環境大臣賞
徳島県 浅田健登さん

小学生に入学して、初めて夏休みに描いた絵が大きな賞を頂いてとても嬉しかったです。学校の先生や友達、家族のみんなが喜んでくれました。今でも、絵を描くのが大好きで絵画教室にもずっと通っています。応募する機会があれば、いろいろチャレンジしています。
6年生になって勉強も大変になってきたけど、いまでも時間があれば絵を描いています。絵を描いているときは楽しくて、時間を忘れてしまいます。絵が大好きな人は、たくさん描いてどんどんコンクールなどにも応募してチャレンジしてほしいです。

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受賞時の作品(第25回 環境大臣賞)