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3年目を迎える真庭トンボの森づくりは、過去2年間の活動をベースに新たなステージに入ります。
2年間の活動で森を覆っていた笹は除去されかなり明るい森になりました。人が森に入れるようにすることが第1ステージの目標でした。
2年間の活動のおかげで数多くの種類の植物や動物が戻ってきました。
これからは、里山整備体験の教育の場や癒しの場、生物観察や自然体験をできる場また、自然の恵みをいただく場として多面的な活用ができるように整備を進めます。
年4回の活動ではありますが、一般の方の活動参加も大歓迎です。一度お越しください。
活動予定は、次の4回です。
初冬を迎えた真庭トンボの森ですが、今年最後の活動日11月15日は前日の寒さとはうって変わり穏やかで暖かな1日でした。
今回は、通常の森の整備活動以外に、地元建築士の方々の協力を得て、ツリーデッキを設置しました。前日と当日の早朝から準備をしていただき、社員も材木を持ったり、デッキの目の前の木を切ったり、周囲の草刈りなどに汗を流しました。おかげで、15時過ぎに完成し、参加者が順番に登って、見晴らしのよくなった森の風景を堪能しました。
企業、市民、自治体が一緒に活動するこの森づくりは新たなつながりとして注目されています。 前日から始まった企業モニターツアーには、県内外の企業11社16名の方が参加し、真庭市で行われているバイオマス事業・施設の見学と併せて、当日の午前中森づくりの活動と森の変化を案内し、ご覧いただきました。
午後からは森のクラフトと綿の糸紡ぎのワークショップを行いました。
森のクラフトでは、Y字になった木の枝を使ったゴム鉄砲などを作り、森のどんぐりを使った遊びをしました。綿のワークショップでは、トンボの森がある津黒高原と岡山の綿産業や、当社の祖業足袋作りとの関わりなどの話を聞き、その後会社の畑で採れたオーガニックコットンで糸紡ぎの体験をしました。手紡ぎの難しさと紡績機械のありがたさを社員は体験しました。
秋の気配が感じられる10月4日に今年3回目の活動を行いました。午前中は3班に分かれ、森の整備。午後からは、人気だったキノコ講座 秋のバージョンと次回に食べる予定の窯焼きピザの燃料薪割体験さらに、アクティブに活動したいグループによる森の展望デッキに使う木の準備を行いました。
夏休みの初めの日となった7月の活動は、午前中は、子ども中心に恒例の「トンボの観察会とスケッチ会」大人は森づくり活動にいそしみました。子どもたちは、トンボ採りに夢中になった後は、しっかりトンボの姿を見て絵を描きました。絵は当社が支援するWE LOVE トンボ絵画コンクールに応募の予定です。
午後からは、森のデッキづくりに向けた丸太橋づくり班と夏のキノコの観察班に分かれてそれぞれに興味のある方面に時間を費やしました。
第9回目となった6月の活動はトンボ社員家族63名、真庭市民、スタッフを加え総勢87名の参加となりました。 今年からは、午後からも森づくり活動に取り組むか「アクティブコース」と回替わりで行う様々な体験活動「ファミリーコース」を設置、希望でどちらかを選べるようにしました。
森づくり活動の参加証件安全管理マニュアルである「パスポート」の内容を一新しました。
過去2年間の森の変化の写真やこれからの整備計画を掲載しています。
子供向けに、「森のビンゴ」のページを作り、森の中の自然発見を楽しんでもらいます。
2年間で整備した場所をベースに、8つのブロックに分けて、順次整備を進めます。
将来、演劇やコンサートなどを開ける「森の舞台」や自然の音を聞く「音の広場」明るい水辺を好む生物が集まるように「小川君の水辺」などを整備します。
この他に、くつろぎデッキやツリーハウスなどを設置し、森で過ごす時間を一味違うものにする工夫も始まります。
津山市から参加いただいているフォレスター の方による、創作森づくりのための準備体操「キコリビクス」で体をほぐしました。
ヨガとエアロビクスをミックスした全く新しい準備運動です。
真庭トンボの森づくり活動に新しい風が吹きました。準備体操として定着します。
準備の後は、しっかり、笹刈り、除伐、間伐を行いました。
午後からは、あいにくの雨、アクティブコース参加者も合流して「森のハンモックづくり」をしました。
当社の制服の残り布でハンモックのベースを作り、森の間伐、除伐で出た枝を活用して、20張ほどのハンモックを製作しました。
軸木を切ったり、ハンモック本体にひもを通したりと結構時間がかかり、時間内の完成は2つほどでした。
雨で森の中で揺られることが出来なかったので、次回はハンモック体験を予定しています。