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昭和・平成 「制服イメージの更新」

ファッションにもライフサイクルがあります。いつの時代にも、行き渡り見馴れるようになったスタイルは、爛熟期を経て終焉し、新しいスタイルに取って代わられる運命にあります。
ブレザー制服で見れば、1980年代からじわじわと広まったスタイルは、当初はトラッドイメージからスタートしていますが、やがてトラッドイメージは影を薄め、1990年代半ばからはコンテンポラリーテイスト(その時代風)に変化しています。そのスタイルがほぼ行き渡った21世紀初頭、目立つのは、腰パン、超ミニスカート、シャツの外出しやリボン、ネクタイのズリ下げ、靴のかかと踏み潰しなどルーズな着こなしで、爛熟期の様相を見せています。
今後、どのようなデザインに変化していくのか、定かにはわかりませんが、間違いなくいえるのは、制服の役割は、学ぶ場の雰囲気を整え、学ぶ気分を醸し出し、生徒である自覚を自他ともに促すことです。
また、一方で、制服をその歴史背景とともに見てみると、生徒たちの時代感覚にフィットし、その当時の職業観や衣服観とかけ離れていないものが、主流派であったように見えます。その意味では、今後、制服は、その時代に生きる生徒たちのファッション履歴、ライフスタイルや好み、気分といったものを理解した上で、学校が思い描く教室風景あるいは登下校の姿がデザインされたものである必要があります。

COMME CA DU MODE school label

COMME CA DU MODE school label

21世紀はじめにスタートした、ライフスタイルブランドとのコラボレーションデザイン。『凛として美しい』をコンセプトに、ストイックで抑制の効いたデザイン、ソフトな生地感はデビュー以来、高い評価を受け、制服デザインに新しいジャンルを確立したと評されている。

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