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採用校のご紹介 ―美しい制服姿を創るための学校の取り組み事例―

美しい制服姿とは、学びの場にふさわしい美しい着こなしのこと。
こちらではトンボの制服を通じて“改革”へ取り組んだ学校様へ、改定のきっかけや指導上のポイントなどをお伺いしました。

静岡県立池新田高等学校

学校の概要

1919年創立の、御前崎市にある普通科の公立高校。海に近く、またお茶の産地でもあり、のどかな自然環境の中にある。『礼譲 勤労 協同』の校訓のもと、社会人としてマナーを身につけた、品格のある人材の育成を目指している。

制服改定のきっかけ

制服の着崩しが多く、校内外でのマナーも良くなかった。そこで、2004年のチケット制導入を皮切りに、着こなしを含めたマナーアップを始めた。
2006年に制服を一新して、「新生 池新田高校」の改革のシンボルとした。

制服の特徴

濃紺のブレザースタイル。スカートはサックスとイエローの2色チェック柄。
長袖シャツはグレーのミニチェック柄。夏服は男子が白のカッタータイプ、女子は開襟タイプのオーバーブラウス。

着用指導対策

スカート
巻き上げにくいカーブベルト
スカート
裾のカット防止マーク入り
シャツ
衿ボタンを外してもはだけにくいB-UP
シャツ
裾を出してもだらしなく見えないアウトイン
タイ
フックで留めてズリ下げできないイージータイ

指導上の取り組み

チケット制
服装や化粧などの指導にあたり、教員が違反をしている生徒にチケットを渡し、5枚以上たまるとその枚数に応じて段階的な指導を行うという制度。
入学前
採寸の際、教員が多数立会い、スカート丈などを厳しくチェック。
入学式
校門で服装チェック、保護者同伴で服装指導を行うことも。
文化祭
来場する他校の生徒をチェック、着こなしのよくない人は入れない。
朝指導
週に1回は、教員全員が生徒にあいさつをしたり声かけをしたりしながら服装指導を行う。
全体検査
年8回、学年ごとに、服装一斉検査を行う。

最初は厳しいのでは?との声も一部あったが、システムを作って運用することで、生徒も次第に順応していき、指導が定着していった。今では生徒が意識的にマナーアップに取り組みはじめている。

生徒や地域の取り組み

マナー読本
生徒たちが意見を出し合い、作成したマナーガイド。毎月1回、マナーの時間を設け、チェックシートに生徒たちが書き込んでいく。作成にあたっては、生徒と地域の方々がディスカッションを行い、完成させていった。
啓発ポスター
生徒自身の手作り。教員が作るのではなく、自分たち自身の宣言といった意味も。
マナーモデル
運動
御前崎市主催の運動で、各自がマナー宣言を行い、自身のマナー向上や啓発に努める。

地域の評判

地域の住民からの評価は高い。生徒が落ち着いている、身だしなみが大変良い、高校生らしくなった、など、池新田高校のマナーアップの成果がでてきているとのこと。
また、生徒の成長はマナーのみならず、自発的な行動や話し合うことの大切さ、問題に対する対処など、重要な成長をもたらしてきている。先生方の熱意ある指導と、生徒や地域を巻き込んだ、自発的なマナーアップの取り組みが成果として現れている。

今回の取材を終えて

今回取材させていただいた、齋藤 篤先生。改革の一員として、尽力されています。

取材させていただいた、同校 齋藤先生は、今後の改革について次のように語った。 「制服をきちんと着こなすことは、早寝早起きなどの生活習慣と同じであり、マナーとして“身につける”もの。学びの場に相応しい“美しい”着こなしを身につけて、立派に育っていってほしい。また今後は、外側(見栄え)だけでなく、中身(心のマナー)や自発性(リーダーシップ)にステップアップし、“美しい人づくり”を目指していきたい。」今後の“新生 池新田高校”の活躍に期待したい。


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