審査していただいた先生方

トンボ絵画コンクール最終審査会 総評

33回を迎えた「WE LOVEトンボ」絵画コンクールは、全国から15万点近くの作品が寄せられ、今回も充実した内容で無事終了しました。

全体の印象としては、画材など多様なものが用いられ、技法も発達して、きれいなうまい絵が多いと感じました。その反面、生きたトンボを描くという点では、トンボそのものを見る機会が少ないだろうなと思われる作品も見受けられました。コンクールのテーマである「トンボ」という素晴らしい虫の本物を見たり追いかけて遊んだりした体験を通して描くと、より素晴らしい作品が増えると思います。中学・高校生の作品は、技術力にますます磨きがかかっていて、大いに褒めてあげたいですね。そして技術の向上と共に求めたいのは、実際にトンボを自分の目で見て描くときの、胸がドキドキする感動です。それは絵に力を与え、見る人に伝わってきます。小学生の作品には夢があふれる楽しい絵が多く、夢中になって描いたのが良く伝わってきます。絵具やクレヨン、ペンなどの画材の使い方も上手です。できれば生活の中でトンボを見る環境や機会をできるだけ多く作ってあげることを周囲の大人にお願いしたいと思います。実際にフィールドへ出て一緒にトンボ捕りに行ってみるというのはどうでしょうか。

奥本 大三郎さん
審査委員長
作家・ファーブル昆虫館 館長
奥本 大三郎さん

トンボ絵画コンクール最終審査会 総評
  • 奥本 大三郎(審査委員長 作家、ファーブル昆虫館館長)
  • 遠藤 友麗(副審査委員長 日本感性教育学会顧問)
  • 東良 雅人(文部科学省初等中等教育局)
  • 安西 正浩(環境省自然環境局)
  • 本郷 寛(東京藝術大学教授)
  • 沼井 利枝(東京都立総合芸術高等学校校長)
  • 岩崎 知美(川崎市総合教育センター指導主事)
  • 竹内 とも子(東京都千代田区立九段小学校指導教諭)
  • 喜多 英人(日本トンボ学会編集幹事)
  • 新沼 光太郎(公益社団法人 トンボと自然を考える会理事)
  • 近藤 知之(株式会社トンボ 代表取締役社長)
  • 津志 雅昭(朝日新聞社東京本社 CSR 推進部 業務推進担当部長)
  • 松本 宏樹(朝日学生新聞社編集長)